タウランガ(Tauranga)は、ニュージーランド北島の北東部にある都市でベイ・オブ・プレンティ(Bay of Plenty)地方の中心都市です。
Contents
概要
このタウランガは、ニュージーランド人にとって人気のリゾード地となっています。気候は1年を通して温暖でキウイフルーツや柑橘類の栽培で有名です。
南太平洋に面したこの地では新鮮な魚介類も豊富に取れ港も発達しています。マリンスポーツが盛んで、美しい白浜のビーチでは海水浴、サーフィン、カヤック、カイトサーフィン、フライ・フィッシングなどを1年中楽しむことができます。オークランドから車で2時間半と手ごろなので特にUpper Northに住んでいるニュージーランド人には人気の地です。ウェリントンからだと車で6時間以上はかかる距離で、少々遠く感じます・・・。長めの休暇の際には、温暖な気候で過ごしやすく、マリンスポーツも充実しているのでぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
名称の由来
ベイ オブ プレンティという名前は、ニュージーランドを探検したクック船長が命名しており、この地で人々の歓迎をうけ豊富な資源を手に入れたことから「豊穣の湾」という意味の地名となっています。
そして「タウランガ」とはマオリ語で「カヌーの停泊場所」を意味し、マオリ人が最初にニュージーランドにカヌーを接岸した場所とされています。またこの市は、マオリ人とイギリス人の間で行われた※マオリ戦争の舞台でもあり、マオリ文化が色濃く残る地でもあります。
※有名な戦いの一つがゲート パの戦いです。マオリ、英国間の争いで最も激しい戦いの1つだそうです。マオリが完勝しているそうです。
マウンガヌイ山(Mt.Maunganui)は、タウランガからハーバーブリッジを隔てたすぐのところにあります。
標高232mの低い山で約1時間程度で山頂まで登ることができます。ハイキングコースもいくつかありますので、日を変えて別のコースでウォーキング楽しむことができます。山頂からは美しいビーチとタウランガの街を見ることができます。
周囲に他の山やあまり高い建造物などがないために、ランドマーク的存在です。
この山と同じ名前の都市の 美しいビーチが数キロにも続くマウント・マウンガヌイは国内屈指のビーチ・リゾート地です。別荘も多く、静かで落ち着いた 暮らしができます。ニュージーランド人のリタイア後の地としても人気があります。
キウイフルーツ豆知識 in Tauranga
タウランガ一帯は、国内最大のキウィフルーツの生産地としてとても有名です。日本に輸入されているキウィフルーツのほとんどがこのタウランガからきてるそうです。ニュージーランドの大手キウイフルーツ会社「ゼスプリ」(Zespri)の本社もタウランガにあります。また、タウランガから少し離れたTe Pukeというところにある、Kiwi360°というキウイに関するテーマパークがあります。目を引く大きなキウイフルーツの看板が目印です。
タウランガのハイライトを巡るツアーがありますので興味のある方は、事前に予約して参加しましょう。
http://www.kiwi360.com/