2019年3月15日、クライストチャーチにあるモスクで襲撃テロが発生しました。
誰もが海外でありながら住みやすく、安全な国と思っていたニュージーランドで今回のような襲撃が発生したので、驚いた方も多いと思います。
特に、クライストチャーチでビジネスや留学、観光で訪れる予定の方はショックを受けた事でしょう。
襲撃が発生した直後は、クライストチャーチ行きの飛行機や各種イベントも中止、延期になったりしました。フライトや宿泊におけるキャンセルも発生していると旅行業関係者から話が出ています。
今回の件でしばらくはクライストチャーチを訪れる人々の減少があるだろうことは想像つきますが、いたずらに不安がる必要はないと思います。
普段のニュージーランドの治安は、日本でも言われるようなごく一般的な犯罪から身を守る努力、『スキをみせない、夜道を一人で歩かない、繁華街をぶらぶらしないetc…』を意識していれば別段、身の危険を感じるようなところではありません。
「自分の身は自分で守る」
政治、宗教、貧困、テロなどの理由でかなりの犯罪や殺人が発生している国々がありますが、そういった観点から見てもニュージーランドがとりわけリスクが多い国とも言えず、日本人が渡航、滞在しやすい国ということは変わらないと思います。
そもそも、ニュージーランドがテロの標的としてあえて選ばれる、狙われる理由というのは、正直見当たらないと考えています。
今回のような事件性の高いテロの発生が今後もないと完全に否定できませんがテロに合うリスクというものはそれほど高くない国ではあるのです。
むしろ注意すべきは、テロといった大きな事件よりも身近に起こりうる、軽犯罪の方です。
被害のターゲットになるかならないかは、そのターゲットになるリスクがどれほどあるか、いかにそのリスクを下げられるか、ということにあると思います。
「自分の身は自分で守る」という意識を持って、気を抜きすぎないようにニュージーランドの滞在を楽しめるよう、どういった被害がニュージーランドであるのか、こちらのサイトで詳しく紹介されているので、一読して、被害に遭わない様気をつけてください。
またこちらのサイトでは、地図から犯罪の多いエリアを視覚的に見ることが出来ます。長期滞在する際など居住地を決める参考などにしてください。
※3月20日現在、今では、飛行機の運行は再開していますし、その他の観光施設も再開しています。