Photo by Anthony Rossbach
ニュージーランドは、貴重なマヌカハニーが採れる本場として有名です。旅行のお土産にマヌカハニーを購入しようと思っている方は多いのではないかと思います。
ただ、ニュージーランドには、マヌカだけでなく、他の樹木、花などから採れたはちみつを色んなメーカーが作っているので、マヌカハニーだけにこだわらず、いろんなはちみつを試して気に入ったものをお土産にするというのもおすすめです。
ちなみに、マヌカハニーは、マヌカの木に咲く花からハチが集めた蜂蜜のことをそう呼ぶのですが、このマヌカの木は、ニュージーランドにしか生息せず、(オーストラリアの一部にも生息するそうではありますが)採れる量が限られています。しかも、マヌカの木の花は、一年間のうち、6週間程度しか花をつけず、その限られた期間に作られるわけで、とても貴重なものなのです。
ここでは、お土産のはちみつ選びをするのに最適な場所、はちみつ製品を作っている企業のハニーセンター。いわゆる、企業ミュージアムのようなところ、はちみつの作られ方や蜂の生態についてなど、とにかくはちみつのことやはちみつで作られた商品を目にすることのできる体験型スポットをご紹介します。
Contents
はちみつに関する情報満載!
ニュージーランドには、はちみつ製品を作っているグローバルな大企業からまだ海外には出回っていない小規模企業、個人で自分用に作っている人まで本当にたくさんの人により、はちみつ製品が作られています。
それらの中でも、日本にも支社があるグローバル企業であるコンビタ(COMVITA)とニュージーランドのスーパーマーケットには必ずといっていいほどおいてある、Arataki Honey(アラタキハニー)のハニーセンターをご紹介します。
どちらも、厳選された上質なはちみつ製品を作っている企業で業界大手だけにハニーセンターも充実していてとても見ごたえがあり、子供から大人まで、また学生の野外学習の場に使われるなど、新たな発見、知識を吸収できる場所でもあります。
ハニーセンターにいってみよう。
コンビタ(COMVITA)
コンビタは、世界中ではちみつ製品を展開しているグローバル企業です。コンビタの信頼できるところは、希少なマヌカハニーをきっちり生産管理しているとこです。
コンビタのマヌカハニーが採蜜される蜂の巣箱は、主にニュージーランドの北島に設置され、バーコードでしっかり管理されており、トレーサビリティ(追跡)が可能です。それにニュージーランド政府のラベル規制も順守している点が評価できると思います。そんな信頼できる製品を作っているコンビタ(COMVITA)では、ガイドツアーが開催されています。
ハニーセンターでは、ミツバチたちの世界や自然界のすごさを興味深い展示内容で出迎えてくれます。すっかり蜂蜜の世界に引き込まれること間違いありません。
【アクセス】
Comvita Experience
23 Wilson Roads South Paengaroa, Te Puke.
Arataki Honey(アラタキハニー)
ニュージーランドの家庭ではおなじみのアラタキハニー。こちらでは、蜂蜜がどうやって作られるのか、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚といった五感すべてを使って、楽しめる場所になっています。
家族で訪問してビーワックスを作ったり、学校行事の一環で訪れる学生たちも多くいます。
はちみつが好きな人以外にも自然や昆虫の話などが好きな方にとっても、子供にも大人にも学びの場としても楽しい場になると思います。
はちみつ関連の商品もたくさん同施設で販売されているのでお土産選びも楽しめますよ。
【アクセス】
Arataki Honey Visitor Centre
66 Arataki Road
Havelock North
ニュージーランド政府公認のマヌカハニー
マヌカハニーの効能を気に入り、日本に居ながらにして確かなマヌカハニーを購入したい方は、BeeMeという、マヌカハニー専門店がおすすめです。ニュージーランドでもこのBeeMe
が取り扱っている、エグモントハニー社とワトソン&サン社のハニーは、クオリティの高いハニーを作る企業として認識されています。マヌカハニーの偽物が平然と出回っていますので、政府公認というのは安心できると思います。一般のはちみつとは違い、高い値段を払うのですから、ちゃんとしたマヌカハニーを手に入れてくださいね。
ちゃんとしたマヌカハニーを手に入れたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
偽物のマヌカハニーをつかまされないように気を付けること